古典を読み解く神明雅楽〜源氏物語二十四帖「胡蝶」より
7月27日(土)夕方6時より第30回 神明雅楽「七夕の歌宴」を下神明天祖神社の榧前(かやさき)の庭にて開催いたします。
雨天のため、7月28日(日)へ順延となりました。お時間の変更はありません。
28日雨天の場合は予定通り社殿にて開催いたします。
今回の演目は星と森披講学習会様による、乞巧奠(きっこうでん) 和歌披講「天の川」、催馬楽「安名尊(あなとう)」と左方舞楽「喜春楽(きしゅんらく)」です。
「乞巧奠」とは二星(牽牛、織姫)に「巧」を乞う「奠」の事で、平安時代に宮中で行われていた七夕の行事です。二星に芸能の上達を託して下記の図のような設えをし、和歌を詠みます。
本年も星と森披講学習会様による披講(和歌の読み上げ、朗誦)を行います。披講とは現在の宮中で行われる歌御会のことであり、乞巧奠では古来に詠まれてきました歌をはじめ、品川区内から募集した秀歌を選出し読み上げます。
本年のお題は「天の川」です。
次に星と森披講学習会様を中心とした催馬楽「安名尊」を歌います。催馬楽とは地方に伝わる民謡が音楽的に体系化されたもので、平安時代、貴族社会に大変流行しました。
締めくくりは雅楽道友会による舞楽「喜春楽」の演奏です。
11月30日(日)開催予定の「霜月の神明雅楽」は7月の続きになります。
7月と11月2つ合わせて1つの源氏物語のストーリーとなります。
観覧は無料です。ぜひお誘い合わせでお越しください。
雨天の場合は翌日28日(日)に催行いたします。
神明雅楽「七夕の歌宴」・特別御朱印のご案内
下神明天祖神社では7月中「春の神明雅楽特別御朱印」を頒布いたします。