装束を着られるところまで雅楽を習得するのは大変…
でも美味しいところだけを体験することができます
昨年、雅楽道友会宮城公演開催の際に”マクアケ”というクラウドファンディングを企画し、募集期間は演奏会直前のたったの2週間という大変短い期間ながらサポーターの皆様には多数のご支援をいただきました。
リターンの品目に舞楽装束着装体験や雅楽器体験というものを設けたところ、ご参加の方々には大変ご好評を頂いたのですが、”マクアケ”の募集が終了してからも着装体験が可能かお問い合わせをいただきました。
舞楽装束着装体験をはじめ、雅楽を体験するということに興味を持っている方がこんなにたくさんいらっしゃるということにこちらも大変驚きました。
何がきっかけで雅楽の世界に足を踏み入れることになるかはわかりません。
間口を広く設けてみなさまと雅楽の接点を作りたいと思いました。
(上のお写真は実際に着装体験をされた方のお写真です。同行の旦那様がとても素晴らしい写真を撮ってくださいました。)
実際に体験された方からはいずれも「本当に楽しかった」「とてもいい思い出になった」「機会があったらまた是非着てみたい」と大変ご好評をいただきました。
また体験された方々は東京、近郊のみならず、全国からお越しで東京観光も兼ねた方が多かったです。
舞楽装束を着られる機会というものは一生のうちでもそうそうあるものではないと思います。
心に残る体験をしていただくために担当者が一生懸命務めさせていただきます。
雅楽道友会で着装できる舞楽装束の種類
- 右方、左方どちらかご希望の襲(かさね)装束
兜と冠 蘇利古のお面を着けられます。 - 右方、左方どちらかご希望の裲襠(りょうとう)装束
陵王、納曽利などの装束です。陵王面、納曽利面が着けられます。
※ご注意
装束体験で着装していただく装束は、コスプレや撮影用ではなく実際に道友会で演奏会の折に着用する大切なものです。
雅楽の装束や道具に対して敬意をお持ちになっていただける方のみお申し込みください。
装束体験の流れ
装束体験は品川区の下神明天祖神社にて行います。
雅楽の概要と歴史、舞楽装束についての説明の後、実際に舞楽装束を着装いたします。
着装体験中の写真撮影などご自由にしていただけます。
着装後は社務所座敷、またお天気が良い場合は神社境内でも撮影していただけます。
撮影の際のポージング(舞姿の指導等)も行います。
体験時間は裲襠装束の場合は2時間程度、裲襠装束+襲装束両方の場合は2.5時間程度です。
体験をご希望の方へ
ご希望の日時をお電話、またはメールフォームにていくつかお知らせください。
会と神社の繁忙期にはご希望の日時を受けられない場合もありますが、なるべくご希望に沿うように調整いたします。
体験料金
裲襠装束のみ:2万5千円
裲襠装束+襲装束両方:4万5千円